アレグラ錠のしおり

マスクをかける女性

アレグラ錠60は、フェキソフェナジン塩酸塩が60mg含まれた錠剤で、アレグラはこのほかに30mgのものや、OD錠になっているものもあります。アレグラ錠60の場合、薄いオレンジ色をした細長い形状をしているので、飲み込みの際にも気にならない錠剤です。

アレグラの成分であるフェキソフェナジン塩酸塩は、季節性のアレルギー性鼻炎や通年性のアレルギー性鼻炎、乾燥や虫刺されによって引き起こされる皮膚のかゆみ、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎といったものに効果があります。第二世代抗ヒスタミン薬であるので、ヒスタミンに作用し、ヒスタミンの結合と放出を防ぐことができます。

アレグラには市販薬と処方薬とがあり、どちらも成分はフェキソフェナジン塩酸塩になっており、入っている量も同じです。市販薬の場合、アレルギー性鼻炎に効果があると記されていますが、蕁麻疹やアトピー性皮膚炎など皮膚に関する効果は記されていません。そのため花粉症に起こりやすいかゆみと鼻炎を一緒に治したい場合は処方薬の方を使用する必要があります。なお、市販薬のアレグラには小児用もあるのですが、小児用は処方薬から市販薬として許可されてからまだ間もないため要指導医薬品となっています。購入する場合はあらかじめシートに記入をする必要があり、薬剤師が在籍する薬局でないと購入できない仕組みになっています。安全性の高い薬ではありますが、子供の場合どういった副作用が出るか予測できない部分があります。大人用のものを割って与えるようなことは避けるようにしてください。

アレグラは抗ヒスタミン薬の中でも眠気が起きにくく、副作用がほとんどない薬でもあります。そのため車の運転など危険を伴う機械の操作や高所での作業について控えるようには書かれていません。眠くならず、しかも集中力が欠如することもないので、生活を崩したくない場合、眠くなりたくないときに適している薬と言えます。

服用できる年代は、12歳以上で1日60mgを2回、そして7歳以上11歳の子供はフェキソフェナジン塩酸塩を1回30mgを1日2回服用するようになっています。1日2回の服用のため忘れてしまうこともあるのですが、忘れた場合はできるだけ早くに1回分を服用することが大切です。ですが、次に服用するまでにあまり時間があかない場合は1回飛ばすようにします。決して2回分を一度に服用することはやめてください。

アレグラの禁忌事項として、フェキソフェナジン塩酸塩の成分に過敏に反応してしまう人には使用することができません。また、そのほかの人の禁忌として妊娠している女性や授乳中の場合も避けた方が良い薬です。そしてアレグラと薬剤との相互作用もあり、エリスロマイシンや水酸化マグネシウムとの併用は行わないことが大切です。エリスロマイシンと一緒に併用してしまった場合は血中濃度を上昇させてしまいますし、水酸化マグネシウムの場合は逆に薬の効果を弱めてしまうことがあります。