• ホーム
  • アレグラは風邪薬と一緒に飲んだら副作用がある

アレグラは風邪薬と一緒に飲んだら副作用がある

鼻をかんでいる女性

春の花粉症の場合、同じ時期に風邪やインフルエンザが流行していることがあり、目のかゆみや鼻水が花粉症なのか風邪なのか見分けがつかないことが時々あります。通常の場合、花粉症と風邪の症状は異なり、風邪の時は鼻水が黄色っぽい色をし独特の粘着力があり、花粉症の時は鼻水は水のようにさらさらとしており、ティッシュやタオルなどで押さえていないと、流れ出てしまい日常生活が困難になります。

ですが、風邪であっても初期の段階では鼻水はさらさらとしていることが多く、黄色になるのはある程度たってからです。しかも花粉症から副鼻腔内に炎症が起きた場合も黄色っぽい色の鼻水がでてくることがあります。インフルエンザのように、いきなり高熱が出て倦怠感がすごい、などの症状がある場合はすぐに見分けがつくのですが、一概に症状を見てどちらかということは判断できないため、あまりにも症状が重い場合は医療機関を受診したほうが良いでしょう。

花粉症の症状を抑えるにはアレグラ錠60を使用することが多いです。アレグラ錠60は鼻水や目のかゆみを改善する作用があり、副作用も抗ヒスタミン剤の中でも少ない部類に入ります。花粉症に伴う眠気やだるさ、集中力の欠如といったことが起きにくいため、生活を普通に行うことができますが、アレグラはフェキソフェナジン塩酸塩を主成分とする抗ヒスタミン薬です。フェキソフェナジン塩酸塩などの抗ヒスタミン薬は免疫が過剰に反応することに対して、おさえる作用をするので、風邪薬などと併用してしまうと副作用が出にくくなってしまうのです。

一般的に市販されている総合感冒薬には鼻水や咳を止める作用を入れる必要があるので、抗ヒスタミン薬が入っていることが多いです。この他にも市販の点鼻薬、咳止めや乗り物酔いを止める薬にも入っています。これらとアレグラを併用してしまうと抗ヒスタミン作用が強く働き、いつもは起きない副作用が強く出てしまうことがあります。特に眠気や頭痛、めまいや倦怠感といったことが起こりやすいのでアレグラを服用している場合は、安易に風邪薬を服用しないように注意してください。

風邪と花粉症の見分けは難しい面があり、春の場合は特にどちらの症状が出ているかわからないことが多いです。一般的に言われている熱が出るか出ないか、という判断も難しく、鼻水や咳、くしゃみの様子をみてもどちらかわかりません。判断がつきにくい場合は、併用しないのが基本で、しかもアレグラを1回だけやめて他の薬を服用する、といった使い方も副作用が出る可能性があります。

アレグラは1週間から2週間ほどをかけて効果があがってくる特徴があります。つまりアレグラを服用していなくても体内ではその作用が働いている状態であり、そこに似た成分のものが入ると強く出る可能性があるのです。花粉症の治療をしている場合は、自分の判断でどうにかしようとせず、専門家に相談をするようにしましょう。